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2018年7月14日土曜日

【お役立ちサイト】伝統的構法データベース

伝統的構法データベース
 http://www.denmoku-db.jp/

またまた少し特殊なサイトのご紹介です。

先日、意匠設計者の方から、「木仕口(蟻仕口)の引っ張り耐力ってどうなの?」と聞かれましたので紹介したサイトです。
特殊な伝統構法だけでなく、普通の在来軸組工法でも使う”蟻仕口”や”鎌継手”なども載っているので使い道は今後も色々ありそうです。

また、このサイトに載っているデータの良いところは、「寸法がちゃんと書いてある」 
ということです。木造のデータ集では、寸法や細かい仕様が書かれておらず曖昧になっているので再現できないことが結構あるので、このサイトはGOODです。

さて、 最初の「木仕口(蟻仕口)の引っ張り耐力ってどうなの?」に関して少し紹介しますと
蟻仕口のみ:2.1kN(データベースより)
羽子板ボルトのみ:7.5kN(グレー本より)
羽子板ボルト+蟻仕口:10.1kN(グレー本より)







                            (データベースより抜粋)

蟻仕口だけでも耐力は”0”ではないですが、耐力が必要になる場合には弱いのでこれだけで成立させることは難しいかな、という感じです。
また、考察にも書いてありましたが、「仮止め程度に用いて蟻のみに頼らないことが原則」とありますので、羽子板ボルトなど併用して活用するのがよいかと思います。

ご参考まで。
                                    (田畑)






【お役立ちサイト】中大規模木造研究会設計支援情報データベース


中大規模木造研究会設計支援情報データベース
https://www.ki-ki.info/index.html

今回は、特殊なデータベースの紹介です。
特殊な工法で解析などおこなう際、木造の場合その根拠となるデータが構築されていなかったり、非公開であったり。
根拠データがないと、実験してデータを収集するところから始めなければならず、手間も時間もコストも膨らむばかりです。

 そんなときにこのような情報を公開しているデータベースがあると、すぐに設計に使えるので便利ですし、似たような設計をするときには参考資料としても根拠のあるものとして使うことができます。

名前の通り、中大規模で使えるものが多いため、釘ピッチ@50mmで施工する耐力壁や水平構面のデータ、ビス一本あたりのせん断耐力、ゴッツイ柱脚金物、などなど普段の設計では使わないようなものばかりですが、いざというときには便利なサイトです。

ご参考までに。
                                    (田畑)

2018年6月28日木曜日

【お役立ちサイト】建築物の塀(ブロック塀や組積造の塀)の安全点検等について

2018年6月18日(月)7時58分頃に発生した大阪北部地震により、ブロック塀の安全性に注目が集まりましたが、
国土交通省より、『建築物の塀(ブロック塀や組積造の塀)の安全点検等について
HP上で公開されておりますのでご紹介します。

http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/blockshei 


さて、岐阜県内では、各務ヶ原市でブロック塀の撤去に補助金30万円が出ているようです。(元々助成がおこなわれていたようですが、今回の件により上限額が上がったようです)
http://www.city.kakamigahara.lg.jp/life/5128/025203.html

この機会に、各市町村での助成金制度の有無を調べてみるのもよいかもしれません。

                                      田畑

 

 

2018年5月29日火曜日

【お役立ちサイト】全国ハザードマップ情報




最近見つけた、お役立ちサイトを紹介します。

国土交通省ハザードマップポータルサイト~身のまわりの災害リスクを調べる~
( https://disaportal.gsi.go.jp/index.html )


という国土交通省が作成したサイトを最近知ったのですが
まだ色々使い始めですが、とりあえずは『わがまちハザードマップ』
知りたい建物の住所を選択すると、その地域の各市町村で作成しているハザードマップ(例えば液状化マップや地震被害予想など)のサイトに飛べる仕組みとなっております。
謳い文句は「“だれでも”“どこからでも”日本中のハザードマップを“まるごと”閲覧」 だそうです。


また、知りたい災害から選択していく方法もあるようなので、


他にも機能色々あるようなので、もう少しいじってみようかと思います。
お役立ていただければ幸いです。
田畑

2017年6月22日木曜日

グレー本の改訂内容 木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2017年版)2008年版からの変更内容~その00~



知っている人にとっては「今更!!?」なお話ですが、木造軸組工法住宅の許容応力度設計(日本住宅木造技術センター)いわゆる「グレー本」が2008年版から9年経ち、2017年の3月に改訂されました。
 


木造の構造計算をする人にとってはマストな本ですが、長期優良住宅や住宅性能表示制度の利用が増えているためか、一般の意匠設計の方でも持っている人もいらっしゃいますね。

個人的に気になった変更点を随時投稿しようと思っています。
思いつく限り表題(仮)として
〇桁より上の妻面にも耐力壁を張り上げよう(P10)
無等級材のヤング係数が登場(P38)
連続する壁の条件が厳しくなってる(P61)
大壁入隅部の納まり明記(P66)
土台の短期めり込み検討が追加(P121)
詳細計算法の適用範囲変更点(P213)
構造試験方法の変更点(P289)
 
 ページ順に並べたつもりが下に行くにつれてマニアックな内容になってますね。
ちゃんと最後まで書けるように頑張ります。。。
こうご期待

                                                      (田畑) 



2016年9月16日金曜日

ロケットストーブ!!

 岐阜県次世代住宅普及促進協議会による、ロケットストーブ実演講習会が森林文化アカデミーにてありました。岐阜県ならではの、再生可能エネルギーの活用です。
 この日の講義&実演のストーブは、室内で薪ストーブと似たように使用できるタイプ。ロケットストーブは屋外で使用するものだと思っていたので興味津々でした。



 薪ストーブを選ぶ方は火の揺らぎを見たい方々が多いはず。そんな要望にもしっかり答え、かつサイドの耐火煉瓦で蓄熱効果もUP、の火が見えるタイプと、シンプルなつくりの見えないタイプ。今回のロケットストーブは燃焼効率がよく、どんな薪でもOK、灰残りも少なく、開発者の宇野さんからは、コメリのシングル煙突でいい、とのこと。本体価格は火が見えるタイプで税込・送料込の18万円、煙突購入しても20万ちょっとで、薪ストーブ並みの性能は驚きです。(取付費用別途)


 ストーブ周囲は熱くなりますので、お料理も可能です(お取り扱いは気をつけて下さい)。

 今回は、アカデミーT先生の室外用ロケットストーブも登場。こちらはロケットストーブの原理をとてもシンプルに活用した優れもので、お料理実演も。タテ画像が入らないので横ですみません。。。

 
 最後まで、驚きだったのは、その片付けの手際のよさ。コの字型に組まれた鋼管を使ったクレーンでストーブを持ち上げ、軽トラを下につけてパパパと撤収。参加者の皆様ここでもほお~の一言。



 ストーブの素晴らしさもですが、開発・販売者の宇野さんの人柄とモノづくりへの想いと情熱も接することが出来、協議会顧問のN先生のご講義も交え、大変楽しく勉強させていただきました。