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2020年6月23日火曜日

構造実験解禁!!

コロナの影響、4月、5月と岐阜県立森林文化アカデミーの出入り禁止に伴い、アカデッミー内の試験場も使用禁止の御触れが出たため、予約のあった会社様にはお断りの連絡を入れて休業状態でしたが、やっと6月から解禁となり、早速順次実験やその準備に取り掛かっております。
 
今回ご依頼の試験は、なんと!階高4.5m越えの耐力壁の試験となり、これまでの試験体階高の最高記録を更新しました!!
、、、元々試験場の加力装置の高さが4.0mまでの設計となっており、どうやっても4.3mが最高で、あとちょっっと高さが足りない!! 
新たに冶具を買い替える案もありましたが、かなりの高額な話になってしまうため、なんとか既存の冶具を調整することで対応しようと試みました。

 ん~、あんまり写真だと迫力がないですが、重さ500kgの5mの鉄骨を釣り上げて
穴を開けなおしてまた元に戻して、の作業を繰り返し、二人掛かりで丸1日かかりました。
 まだこの箇所だけでは終わらないので、あと1日~2日は掛かってしまいそうです。
普段は木材ばかり相手にしているので、高所での鉄骨作業は久々に緊張した作業となりました。
 今までやったことのない実験のため、うまくいくのか本番まで気が緩めないです。


とはいえ、これで階高4.5m越えの試験ができるようになりましたので中大規模木造の実験に興味がある方いらっしゃいましたらお気軽にご相談くださいませ♬

(田畑)




2020年2月28日金曜日

住宅医スクール2020 プレスクール中止のお知らせ

先日こちらでご案内いたしました『住宅医スクール2020 プレスクール』は、
新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため、中止となりました。

なお、5月から開校予定の「住宅医スクール2020」につきましては
予定どおり開校されますので、よろしくお願い致します。

2020年2月21日金曜日

住宅医スクール2020 プレスクールのご案内

当法人の理事も役員として関わっております、
一般社団法人 住宅医協会様よりご案内のありました講座、
『住宅医スクール2020 プレスクール』をご紹介させていただきます。

東京、大阪と、遠方での開校ですが、
ご興味のある方は、ぜひご参加ください。
(詳細はこちらからご覧いただけます)
https://sapj.or.jp/inquiry/pre-application2020/


同時に「住宅医スクール2020」の開校もご案内しています。

既存住宅の調査・診断から改修設計・施工・維持管理に必要な知識や技術を
トータル的に学べる講義内容で、講師陣も充実しています。

ぜひご参加ご検討下さい。

2020年2月18日火曜日

ロングロング梁曲げ試験

ここ最近はずっと耐力壁や水平構面などの構面系の実験ばかりでしたが、
久々に梁曲げ試験をおこないました。


通常の梁曲げ試験であればこのように120×210程度の無垢の一本材でスパンもせいぜい2mから3m。



ただし、今回は違います。





なんとスパン9.2mの充腹梁で、
搬入してきた超ロングでウィング付きのトラックも試験体出来上がり状態そのままを乗せて運んできたためアカデミー敷地内に入るのも一苦労。

結局試験場の手前でストップして、あとはフォークリフトで慎重に試験場まで運んでみたところ、、、、、

「 あれ???入口入らない!!!?  」
試験場の間口が4mしかないため、スパン9.2mの材料はそのままでは入らないことが発覚。
長年の経験により(←ここポイント)、このような時も慌てずふためかず

フォークリフトと天井クレーンを華麗に操り、そしてたまにちょこっとかすったりもしながら 無事試験体を試験機にセットすることができました。



過去の事例でいえば

スパン12mの平行弦トラス
・スパン7.2mの三角形山型トラス 
などの特殊な梁曲げ試験をおこなった経験もありますので、
興味もたれた方は是非お問い合わせくださいませ♪
(田畑)












2019年11月14日木曜日

出張構造実験承ります!!

 NPO法人WOOD ACでおこなう構造実験の本拠地は岐阜県立森林文化アカデミーのオープンラボ(木材開放試験室)ですが、依頼者希望とあれば全国各地に伺い構造実験をおこないます。

過去の事例として
・岐阜県産業技術センター(接合部試験 万能試験機、恒温恒湿機)
・あいち産業科学技術総合センター(梁曲げ試験 MN耐圧試験機)
・愛知県森林・林業技術センター(耐力壁 面内せん断試験)
・静岡県森林・林業研究センター(耐力壁 面内せん断試験)
・大阪工業大学(燃焼試験)
・富山県産業技術研究開発センター(実大振動台試験)
・ポラス暮らし科学研究所(木質ラーメン 面内せん断試験)

このほか、
・日本総合試験試験所
・ハウスプラス横浜試験所
・BXカネシン
・近畿大学
・広島大学
・つくば防災科学技術研究所
...etc
実験協力で参加した実績もあります。


先日も、10月23日~31日の2週間、WOOD ACから精鋭2名が出動し
ポラス暮らし科学研究所 で出張試験をおこなってきました。
今回は、木質ラーメンの載荷試験がメインの試験で、岐阜県立森林文化アカデミーの試験施設では試験機のパワー不足試験体サイズが収まらない(冶具的に)、などの理由からポラスグループの試験場を借りて試験を行うことになりました。

当日スケジュールはもちろんのこと、大工手配や作業人工などの段取りだけでなく、試験方法の確認や、特注冶具の設計、試験機との納まり、試験後のデータ処理や評価など、ポラス・依頼者・WOOD ACの3社で綿密な打ち合わせを経て当日試験に挑みました。

試験機の可動はポラスの方にお願いするのですが、お願いするのはそこまでで、試験体、冶具の設置、変位計測機器の設置などはすべて依頼者とWOOD ACでおこないました。

出張試験だと持参持ち物の準備に気を使い、当日あれが無いこれが無いとワタワタするのが難ですが、今回も1回は近くのホームセンターに走りこみましたが、なんとか無事終了することができました。









2019年10月4日金曜日

木造平行弦トラス ハリーさん クリープ試験


木造トラスのクリープ試験やってます!
(2019年10月時点 2年経過 継続実験中!!)

平成25年度より岐阜県木連が中心となり、岐阜県産材ヒノキを使用した木造平行弦トラス(通称ハリーさん)の開発を行ってきました(WOOD ACはコンサル・実験の実施)。開発に伴い各種試験を行っているのですが、今回はそのうちのクリープ試験について紹介させて頂きます。



















クリープ試験の目的は、「梁の変形増大係数を求める」ということになります。
⇒つまり、「建ててから50年後にどれくらい梁がたわむかを予測するための計算式の数値を求める」
というロマンあふれる実験を行っています。

屋根や床を支えている梁は、ずーーーーっと重りが常に乗っている状態なので 
建てた直後よりも年月が経つとだんだんとたわみが大きくなっていく
という現象が生じます。
これを「クリープ」というのですが、そのクリープがどれくらい生じるか、一般的な製材や集成材の梁では単純式で予測することができます。
一般的な公称値として
■一般的な木造の梁材:×2.43(平成12年建設省告示1459号においては×2.0
■屋根木造トラス梁 :×5.0(JIS A 3301木造校舎の構造設計標準)
となっており、
【例題】
告示式の<×2.0>を例に挙げると
梁のたわみ計算して、建てたときに5cmたわむ計算結果だと、およそ50年後には、、5cm×2.0=10cmたわむであろう
という計算になります。


一般的な梁は一本部材なので木材自身の性質からこの係数が割り出されいるわけで多くの設計者はこの理論式を元に梁の設計をするわけですが、
トラスとなると話は別です。
トラスには上弦材、下弦材、束、斜材と部材を何か所も組み合わせて一つの”梁”としているため、部材のたわみだけでなく、「接合部分のガタ」や「木材同士のめり込み」、「接合金物の変形」などなど、ちょっとずつちょっとずつ一つ一つが動く要素があるため、トラス梁全体が大きくたわむ結果となってしまいます。このため解析などの理論式だけでは正しい予測が難しいとされています。



と、いうわけで本当に理論式と同じ結果になるのか!?はたまたとんでもないたわみが生じてしまうのか!?
実際に重りを載せてじっくりじーーーーーっくり時間をかけて見てみようということで、
仕様・スパン・荷重を設定した上で、定期的に変位を観測し、どれだけ梁のたわみが増加しているか(クリープが進行しているか)をみています。それを踏まえて、荷重が作用している日数と荷重の相関から、変形増大係数を算出しています。

















単純にたわみをみるためには、トラス梁の端部と一番たわむ中央の変位をとればよいのですが、研究者としてはなぜそうなったのか、何が原因だったのかを考察する必要があるのでより多くのデータを収集しなければなりません。
具体的には、トラス梁のどの部分で変形が大きく生じたのか温湿度は変形に影響を及ぼさなかったか木材自体の変形はどの程度か、考えられる変形要因は多々あります。
そのため、写真のように多くの変位計、ひずみゲージを設置しています。


木造トラス梁のクリープ試験は既往研究で少なからず行われていますが、これだけ大規模・長期間なものは珍しく、研究という意味でも有用であると考えます。

WOOD AC 坂田



※2019年10月現在、26か月(2年突破!)継続実験中!!
※ハリーさんについてのお問合せ先
 岐阜県木材協同組合連合会(TEL:058-271-9941/E-mail:info@gifu-mokuzai.jp)


2019年10月3日木曜日

SHATiS 10日目(ポルトガル~ドイツ)

10日目、11日目です。

この日もフランクフルトです。
街中を少し歩きます。

ドイツの昔の住宅
屋根形状はマンサードのようなものが多く、
切妻のものはみなかったです

















街中の工事現場付近
新築のビルをみると、とにかく柱が細いものが多いです。




























■シュテーデル美術館
中の展示は写真が撮れなかったので、外観の写真をあげておきます。





































室内の色使いが結構激しいのですが、驚くほど違和感がなかったです。
ドイツは空がどんよりしていることが多く、日本の太平洋側みたいに太陽がテカテカすることが少ない環境だと、かえってそのような色使いをするくらいのほうがよいのかもしれません。



昨日訪れた日本食レストランがあまりに美味しく、2日連続で行ってしまいました。



















醤油ラーメンを頂きました。
後半はヨーロッパの食事に飽きが来てしまいました。

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そして最終日、フランクフルトから中部国際空港へ戻ります。
行きほどは苦しみませんでした。
帰りはリアルタイムでどこを通っているのかみていたのですが、名古屋市の上空を通過してから4分くらいでもうセントレアに着陸していました。
とんでもない乗り物ですね。頭痛になるわけです。



WOOD AC 坂田