2020年12月3日、WOOD ACも関わった地域材活用の研修会第2回が、白川町及び東白川村内で開催され、木材商社および関係者の皆様にご参加いただきました。
最初は東白川村の伐採現場へ向かい、木の伐り方、受口の作り方等のレクチャーを受けた後、伐採を見学しました。伐採は危険が伴うため、緊張感とともに見守る中、風を切って倒れる桧の迫力を感じていただきました。
昼食は、東白川村の味彩にてカレーバイキングでお腹を満たし、
午後からは、建築家 隈研吾氏設計の建物の木材料を扱ったこともある㈱翠豊を訪問し、不燃材料の製造工程を見学し、材料のテクスチャーや重みを実際に手に取り感じてもらいました。製品にはバーコードがついており、製品管理が徹底されていました。
見学の最後は、東濃ヒノキ白川市場(協)へ。広い敷地にひのきを中心に原木が並び、昨日が市だったこともあり、原木に市で落とされた値段が記載されていました。
2班に分かれ、地域材に関わる疑問点、普段木材を扱う上での問題点、今回の研修参加から思うこと等各々が発表し、意見を伺いました。環境問題から木材のPR方法など、幅広い意見が出されました。
地域材の活用は自然物を扱う上での難しさがありますが、今後、この機会を皆様の営業活動に生かしていただけるきっかけとなることを願っております。ご参加頂きありがとうございました。
最後になりましたが、東白川森林組合様、東白川製材協同組合様、㈱翠豊様、東濃ヒノキ白川市場(協)様、ご多忙のところ、見学へのご協力に改めてお礼申し上げます。
(若井)
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