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2019年10月1日火曜日

SHATiS 6日目(ポルトガル~ドイツ)

6日目です。

SHATiS内でユーロコードの話があったので、そちらについて少しまとめます。

■THE REVISION OF THE TIMBER CHAPTER OF THE EUROCODE 8


スピーチの様子
堂々とした発表がうらやましい
発表者の主人公感が眩しい






































理想形でいえば、ヒアリングしながら内容が理解できるとベストなのですが、、、
その場での理解が追い付かないので、あとで梗概を読み込みながらまとめています。

4日目のブログの、ユーロコードの説明も外れているわけではないですが、改めてもう少し詳しく。

ユーロコード整備の目的は、
・EUの建設産業の国際競争力の向上
・公共調達での技術仕様を決定する手段
になります。
国際的な経済的地位向上を狙うという、EUが生まれたコンセプトそのものと合致していますね。

ちなみにユーロコード8は耐震設計に関する規定ですが、ユーロコード自体は、
ユーロコード、ユーロコード1、ユーロコード2、・・・、ユーロコード9
まであります。全てconstructionに関わる内容ですね。

また、安全係数などの規定に関しては、振れ幅が各国に委ねられているとのことです。
短期的に生じる外力は国ごとに違うことから、多少の冗長性はあるみたいです。

私自身も学会に参加しながらの追っかけでの理解となってしまっているので、解釈にずれ等があればご指摘頂けると幸いです。
ただ、大きくは理解は間違えていないはずです。

参照資料
http://www.pwrc.or.jp/thesis_shouroku/thesis_pdf/1009-P022-025_matsui.pdf

さてユーロコード8に関する今回の発表です。

建築学会論文大会2日目にも、『木質構造設計基準の改定の方向性について』というパネルディスカッションがあったのですが(http://wood-ac.blogspot.com/2019/09/in-20192.html)、今回のこの発表はそれのユーロコード8版であると考えればよいと思います。























仕様規定的な部分の改定の話は、パワーポイント中の図をみて理解できる(というよりも想像がつく)話ではありましたが、設計法内の係数の話になってくると、恥ずかしながらどこのことを言っているのかさっぱりでした。
英語だったのが、理解を難しくしたと思いたいところです・・・。

構造設計に携わる側なので、与えられた係数を間違いなく使うことが第一ステップですが、その次のステップとして、与えられた係数が適切であるかどうかを見極める必要があります。

数字が決まった経緯、背景となる式もしっかり押さえていきたいところです。

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夕方からは小原教授の発表でした。

■Development of Visco-Elastic Damper for Retrofitting in the Timber Building

小原教授による、住友理工株式会社の受託研究により生まれた制震ダンパーについての発表でした。
木造建築物の改修時に、床・天井を壊さずに施工できる点から、改修コストを抑えることが見込まれる点を強調されていました。
















WOOD AC 坂田

2019年9月30日月曜日

SHATiS 5日目(ポルトガル~ドイツ)

5日目になります。

SHATiSの会場の様子です。

ミンホ大学内の講堂を中心に開催されました










協賛企業のブース



















今回自分がSHATiSで発表した研究は、自分が学生時代におこなったものになります。
wallstatとという汎用解析ソフトを用いて、建物の破壊性状をより簡易的な方法で検討・予測できないだろうか、という内容になります。

自分の発表に関してですが、言ってしまえばガタガタでした。
発表前までは不思議なくらい緊張もなく、落ち着いていたのですが、
発表しはじめて、マイクが拾った自分の声を聴いた瞬間に頭が真っ白になりました。
















もったいない。
準備が足りなかったの一言です。

自分がここで発表することの意義づけをもう少し整理すべきだった、と思います。


あんまりクヨクヨしても前に進まないので、反省するところだけはっきりさせて、次にいきたいと思います。

WOOD AC 坂田

2019年9月27日金曜日

SHATiS 4日目(ポルトガル~ドイツ)

早くも白ご飯が恋しい4日目です。
本日からギマランイスにて、学会(SHATiS)が3日間の日程でスタートします。

まずはSHATiSについて。

ヨーロッパではユーロコードという法律が運用されています。
これは、日本でいう建築基準法を、欧州各国で共通のものとして使っているということです。

このユーロコードの策定に携わった委員会が、学術研究の発表機会を設けたのが、そもそものSHATiSの始まりです。
今回で5回目と、比較的歴史の浅い学会になります。

SHATiSの正式名称は、
Structural Health Assessment of Timber Structures
にある通り、木質構造の健全性評価、つまり「改修」がメインテーマになっています。
発表内容も建築寄りの観点のもの、材料学寄りのもの、また歴史をテーマとしたものと多岐に渡ります。

欧州の学会なので、ヨーロッパ系の研究者がほとんどです。
アジア系の人達もポツポツと見受けられましたが、日本人は確認した範囲では私たち(自分と小原教授)2人だけでした。(いらっしゃっていたらすいません)

学会の昼食。美味しいけど、ほぼポテトの塊。重い・・・。



















タイミング的には今しか見にいけないだろうということで、一度学会から席を外し、午後からはギマランイスの街へ行きます。

昨日のブログで紹介しておけばよかったのですが、ギマランイスの位置はポルトガルの内陸部になります。


ギマランイスの位置
ポルトからみると、東側、内陸に位置します。


















小さな街ですが、日本でいう奈良のような位置づけの場所でもあるらしく、観光客も多く訪れていました。

ここからポルトガルがはじまったという意味だそうです。
かっこいい。




















ギマランイス城
























坂道が多く、非常に歩きごたえがあります。
スマホの万歩計によると、14.4km歩いたとのこと。

坂道



















そして坂道































歩きながらみて廻ると、街の骨格が理解しやすくて面白いですね。

今後、今の経験がどう繋がっていくのかわかりませんが、こういう機会を設けてもらえることにただただ感謝です。

明日、自分の発表の日になります。

WOOD AC 坂田










2019年9月26日木曜日

SHATiS 3日目(ポルトガル~ドイツ)

雨になりました。3日目、引き続きポルトガル国内です。

この日は午前中で少しポルトをまわります。
午後からは国際会議SHATiSの会場、ミンホ大学のあるギマランイス(Guimaraes)に移動し、出席の手続きに移ります。

この日は有名建築まわりです。

■casa de musica


レム・コールハース設計の音楽ホールになります。
少し郊外ですが、比較的整った周りの街並みとは明らかに異質です。(どちらかというと良い意味で)
傘をさしていたので、引きでちゃんと写真がとれていなかったですね。
外装が特徴的ですが、それがよくわかるホームページがあったのでリンクを貼らせていただきます。

https://www.casadamusica.com/pt/a-casa-da-musica/espacos/exterior/?lang=pt

建物もよいと思いますが、どちらかといえばこのような大きなプロジェクトを許容したポルトの街がすごいと思います。
いわゆる大々的な「プロジェクト」とというものが受け入れられにくい風潮がどことなく日本にはあるので。半分主観ですが。
新国立競技場のザハさんの案が否定されたあたりから、その辺りのことは少し考えさせられます。

■Fundação Serralves

https://www.serralves.pt/pt/museu/o-museu/




こちらもポルト郊外にある博物館です。時間がなかったのでほとんど見れず。
ただ、ちゃんと手入れがされていて、愛されてるなと思いました。

足早に2件見た後、ポルトの中心にあるSao Bento駅へ移動します。

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Sao Bento(ポルト)      12:25発
Guimaraes(ギマランイス) 13:41着


Sao Bento駅のコンコースです。壁画が綺麗。
人がそこに滞留することがちゃんと意図されていて、駅って本来こうあるべきだよなあ~、と再確認。


ホーム上屋の鉄骨の繊細な感じもよいです。


ここから1時間ちょっと列車に揺られ、ギマランイスへ到着しました。
ホテルに一度荷物を置き、ミンホ大学へ向かうも学会会場はまだ準備中。
出席手続きは翌日に変更とのこと・・・。
小原教授曰く、ギリギリまで準備しているのは、ヨーロッパの学会ではまあまああることだそうです。

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このブログのメイントピックであるはずの食レポが、自分の担当以降内容がだいぶ薄くなってしまった感があるので、この日の晩御飯の1枚を。


温野菜のニョッキです。美味しかったです。

何食べてもほとんど美味しいって言う性なので、あまり当てにならないですが・・・。


WOOD AC 坂田

SHATiS 2日目(ポルトガル~ドイツ)

時差ボケが少し残る中、2日目ポルトガル、ポルトからになります。

その前にポルトガルの話をします。

google map より


面積:91,985k㎡人口:10,640,000人(参考:東京都 13,857,443人 平成31年1月1日現在 東京都ホームページより)
日本からの距離:10,927km(googleより)
※特記なきはwikipediaより


これだけの距離を1日ちょっとで移動するわけですから、まあ頭痛にもなるわけだと思います。
普段は事務所・ラボ・自宅の3箇所、約半径10km圏内で動きまわっていることを考えると、相当遠くへ来ました



今回滞在するポルトは、ポルトガルで2番目に大きい町だそうです。(ちなみに日本代表の10番が、この町のサッカーチームの10番らしいです)
一言で言うと、とにかくインスタ映えします。


雰囲気でいえばNHK BS 日曜朝9時の番組で流れそうな風景です。
町の中心にドゥエロ川が流れ、昔からの街はそこに向かって全体が傾斜している感じでしょうか。坂道が多く、自分も教授もだいぶ苦しめられました。


川の上流ではワイン生産が盛んらしく、川沿いのワイン倉庫で試飲ができました。

自他とともに認める味覚のラフさが取り柄の自分には、もったいないくらい味が濃い(多重?)です。特に赤ワイン。
最初飲んだとき直感的に思い浮かべたのは、うがい薬のイソジ・・・。


お父さんお母さんごめんなさい涙


WOOD AC 坂田

2019年9月24日火曜日

SHATiS 1日目(ポルトガル~ドイツ)




こんにちは。
今週からブログを担当させて頂きます。新入りの坂田です。
上司と比べると食レポの比重が落ちるかと思いますが、どうぞお付き合いください!

今回、SHATiSという国際学会に参加するため、岐阜県立森林文化アカデミー小原教授と一緒にポルトガルに来ています。合わせてドイツも訪問するため、9/22(日)~10/3(木)の日程で日本から離れます。(職場の皆様にはご迷惑をおかけします)

SHATiSとは何なのか?そもそもポルトガル、ドイツってどこ?
何回かに分けて少しずつ説明しながら、ブログにあげていきますね。

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1日目:9/22(日)
10:00 セントレア(名古屋:中部国際空港)発
15:10(現地時間) フランクフルト着(ドイツ)

セントレアを発着すると、飛行機はほぼ真北に向かい、ロシア方面に進みます。(写真1)

図1:実際の飛行ルート

メルカトル図法に慣れ切った自分には直感的にわからないところで、てっきり中央アジアを進んでいくものと思っていた(写真2)ので、フライト早々にいきなり北陸上空を通過した時には少し不安になりました。北極行くんじゃないよね?

図2:こっちだと思ってました・・・。

10:00発→15:10着となっていますが、実質は10時間以上飛んでいました。
ひたすら寝て、映画をみての繰り返しでしたが、途中からは頭痛がひどく、あんまり覚えていません。早く地上に戻りたい、と一心に思っていたことくらいしか記憶にないです。

日本時間ではとっくに夜でしたが、15:10、無事にフランクフルトに到着しました。


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21:00(現地時間) フランクフルト発(ドイツ)
22:40(現地時間) ポルト着(ポルトガル)

トランジットで5時間くらいあったのですが、ずっと横になっていました。頭痛に加えて時差ボケまでプラスされて、ほとんど動けずじまいでした。

21:00にようやくフランクフルトを飛び立ち、(寝ていたため途中の記憶は全くありませんが)22:40無事ポルトに到着しました。



この日最初の1枚。ポルトの空港のロータリー。なぜここを撮ったのか?
やられっぱなしの1日だったので、写真はこれがすべてです(涙)


WOOD AC 坂田



2019年9月19日木曜日

眠れない夜と雨の日には忘れかけてた愛がよみがえる


金沢での建築学会を終えて岐阜に戻り早一週間。
未だに心残りが。
そう、これ。
 所長がお昼に喫茶店「JOHNかりおすとろ」で食べていた”ルパン三世カリオストロの城の劇中に出てきたルパンと次元が争ってほおばりあっていた美味そうなスパゲッティを再現したスパゲッティカリオストロ”
”ハントンライス”を目当てに入った店のメニューにあり、自分は初志貫徹でハントンライスを注文したが、所長は目移りしてこれを選択。

ただ、、、

食べたかった!!

超気になってた!!!

次の日もう一回一人で行こうかとも悩んだ!!


 そんなわけで岐阜に戻っても眠れる夜を過ごした結果、、
「自分で作っちゃおう!」
という結論に至り


作っちゃいました💛
いやね、もうね、多分超えた。金沢勝ったと確信した出来栄え。
金沢のを食べる機会はないと思うけれども十分満足な結果となりました。

師匠のレシピはこちらから《ttp://pastajapan.com 》

 
これでやっと落ち着いて眠れる。。。
(田畑)