『 建築学会論文大会 in 金沢2019 ~2日目~』
さて!今日の金沢美味しいもの巡りは、、、
おっと間違えました、今日の学会2日目は昨日に引き続き構造発表の聴講です。
朝から一斉に金沢工業大学に1万人とも言われる参加者(割と本当に毎年これくらい参加しているそうです)が集まるため、バスも電車も大混雑。一般市民からの苦情が入り、帰りには市バスの使用禁止令が出てしまいました。。。(マイカーなんてもってのほかで禁止です)
本日の発表では「圧縮木材の挙動の把握」を始めに聞きました。圧縮木材とは、熱と圧力によってスギ板を最大3/5まで圧縮し、本来柔らかいはずのスギ材をギュッと固くして利用するというお話です。この処理を行った後、スギ材は固く固定されることになるのですが、周りの湿度を吸ったりして圧縮した材料が少し元のサイズに戻ろうとします。この性質を利用して、面格子壁などの木材同士の接合部の隙間にクサビとして埋め込むことでギュッと木材同士の接合にガタがなくなるというわけです。木材の性質を研究しそれを建築に利用するという木造建築らしい研究内容でした。
このほか、最近流行りのウォールスタットを利用して何十パターンと条件を変えた建物のの解析モデルを作成しその挙動を検証するといった内容の発表も幾つかみられました。実大実験は目で本物を見られるので一番良いとは思いますが、一回ん~億円とかかると言われる実大試験はなかなかお目にかかることもないですし、自分の研究に使える人はもっといないと思いますので、こういった目で見える解析ソフトが出てきたことはこれからの研究開発の追い風になるように思いました。
文字も多くなってきたので一旦休憩
金沢といえば金沢カレー。『カレーのチャンピオン 野々市本店』にてカツカレーをお昼ご飯に。もちろん長蛇の列です。
「深みのあるしっかりとした硬めルーでカツも美味しい、たまに無性に食べたくなるレトルトカレー」でした。
さて今日の午後はというと、木構造部門では個人の発表はなく、『木質構造設計基準の改定の方向性について』という、グレー本(許容応力度設計本)と並び木質構造設計者にとってのバイブル本の改定についての話とパネルディスカッションが開催されました。
正直細かい改定内容は2割ぐらいしかついていけなかったですが、
・計算条件や安全係数の根拠、背景を巻末等に記載して根拠のわかる設計本としてほしい
・次々と出てくる新しい工法や大小様々な規模に対応できる内容としてほしい
というような要望が出ていました。
「RC造やS造と違い、『木造』と一言で言っても<伝統工法や在来軸組み工法、枠組み壁工法、新たにCLT構法>、<製材と集成材、LVL>、<在来仕口と金物工法仕口、釘、ビス、ドリフトピン接合><一般住宅と大規模公共施設、高層建物>など多岐にわたるため一つの指標にまとめて物事をかんがえるのは困難である」という話があり、そこで思ったのは、元々の発祥が大工の経験則から始まった木造建築では、規格基準がないなか”各々”が開発・改良・考案と試行錯誤しながら積み上げてきた分野だと思うので良くも悪くもその流れが今日の多種多様な木造建築の広がりに表れているように感じました。
さて前置きが長くなりましたが本題の今日の晩御飯ですが、、、
今日は本当に悪い運気にドハマりしました。
①後輩スタッフが晩御飯のお店をリサーチしていない(仕事なめてんのか!!?)
②安くて美味しい地元チェーンの回転ずしが定休日(チェーン店なのに。。。)
③ラーメン店の二択で迷い、店の直前で踵を返して違う店にアタックするも定休日(金沢は水曜定休日が一般??)
④歩いて最初のラーメン屋に戻るも急な休業の張り紙が(さっき覗くだけでもしていれば。。。)
⑤BAR&ラーメンというオシャレな店を見つけて向かうも開店遅れの張り紙が(もう待てません!)
⑥疲れて目の前にあったラーメン屋に飛び込み(思った以上に美味しかったですけどね)
さて!今日の金沢美味しいもの巡りは、、、
おっと間違えました、今日の学会2日目は昨日に引き続き構造発表の聴講です。
朝から一斉に金沢工業大学に1万人とも言われる参加者(割と本当に毎年これくらい参加しているそうです)が集まるため、バスも電車も大混雑。一般市民からの苦情が入り、帰りには市バスの使用禁止令が出てしまいました。。。(マイカーなんてもってのほかで禁止です)
本日の発表では「圧縮木材の挙動の把握」を始めに聞きました。圧縮木材とは、熱と圧力によってスギ板を最大3/5まで圧縮し、本来柔らかいはずのスギ材をギュッと固くして利用するというお話です。この処理を行った後、スギ材は固く固定されることになるのですが、周りの湿度を吸ったりして圧縮した材料が少し元のサイズに戻ろうとします。この性質を利用して、面格子壁などの木材同士の接合部の隙間にクサビとして埋め込むことでギュッと木材同士の接合にガタがなくなるというわけです。木材の性質を研究しそれを建築に利用するという木造建築らしい研究内容でした。
このほか、最近流行りのウォールスタットを利用して何十パターンと条件を変えた建物のの解析モデルを作成しその挙動を検証するといった内容の発表も幾つかみられました。実大実験は目で本物を見られるので一番良いとは思いますが、一回ん~億円とかかると言われる実大試験はなかなかお目にかかることもないですし、自分の研究に使える人はもっといないと思いますので、こういった目で見える解析ソフトが出てきたことはこれからの研究開発の追い風になるように思いました。
文字も多くなってきたので一旦休憩
金沢といえば金沢カレー。『カレーのチャンピオン 野々市本店』にてカツカレーをお昼ご飯に。もちろん長蛇の列です。
「深みのあるしっかりとした硬めルーでカツも美味しい、たまに無性に食べたくなるレトルトカレー」でした。
さて今日の午後はというと、木構造部門では個人の発表はなく、『木質構造設計基準の改定の方向性について』という、グレー本(許容応力度設計本)と並び木質構造設計者にとってのバイブル本の改定についての話とパネルディスカッションが開催されました。
正直細かい改定内容は2割ぐらいしかついていけなかったですが、
・計算条件や安全係数の根拠、背景を巻末等に記載して根拠のわかる設計本としてほしい
・次々と出てくる新しい工法や大小様々な規模に対応できる内容としてほしい
というような要望が出ていました。
「RC造やS造と違い、『木造』と一言で言っても<伝統工法や在来軸組み工法、枠組み壁工法、新たにCLT構法>、<製材と集成材、LVL>、<在来仕口と金物工法仕口、釘、ビス、ドリフトピン接合><一般住宅と大規模公共施設、高層建物>など多岐にわたるため一つの指標にまとめて物事をかんがえるのは困難である」という話があり、そこで思ったのは、元々の発祥が大工の経験則から始まった木造建築では、規格基準がないなか”各々”が開発・改良・考案と試行錯誤しながら積み上げてきた分野だと思うので良くも悪くもその流れが今日の多種多様な木造建築の広がりに表れているように感じました。
さて前置きが長くなりましたが本題の今日の晩御飯ですが、、、
今日は本当に悪い運気にドハマりしました。
①後輩スタッフが晩御飯のお店をリサーチしていない(仕事なめてんのか!!?)
②安くて美味しい地元チェーンの回転ずしが定休日(チェーン店なのに。。。)
③ラーメン店の二択で迷い、店の直前で踵を返して違う店にアタックするも定休日(金沢は水曜定休日が一般??)
④歩いて最初のラーメン屋に戻るも急な休業の張り紙が(さっき覗くだけでもしていれば。。。)
⑤BAR&ラーメンというオシャレな店を見つけて向かうも開店遅れの張り紙が(もう待てません!)
⑥疲れて目の前にあったラーメン屋に飛び込み(思った以上に美味しかったですけどね)
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