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2019年11月28日木曜日

求人募集のお知らせ

只今、NPO法人WOOD ACでは、正社員及びアルバイトを募集しています。
木造の構造設計にご興味がおありの方、私達と一緒に働きませんか?

※求人詳細はこちら

お待ちしています!

2019年11月14日木曜日

出張構造実験承ります!!

 NPO法人WOOD ACでおこなう構造実験の本拠地は岐阜県立森林文化アカデミーのオープンラボ(木材開放試験室)ですが、依頼者希望とあれば全国各地に伺い構造実験をおこないます。

過去の事例として
・岐阜県産業技術センター(接合部試験 万能試験機、恒温恒湿機)
・あいち産業科学技術総合センター(梁曲げ試験 MN耐圧試験機)
・愛知県森林・林業技術センター(耐力壁 面内せん断試験)
・静岡県森林・林業研究センター(耐力壁 面内せん断試験)
・大阪工業大学(燃焼試験)
・富山県産業技術研究開発センター(実大振動台試験)
・ポラス暮らし科学研究所(木質ラーメン 面内せん断試験)

このほか、
・日本総合試験試験所
・ハウスプラス横浜試験所
・BXカネシン
・近畿大学
・広島大学
・つくば防災科学技術研究所
...etc
実験協力で参加した実績もあります。


先日も、10月23日~31日の2週間、WOOD ACから精鋭2名が出動し
ポラス暮らし科学研究所 で出張試験をおこなってきました。
今回は、木質ラーメンの載荷試験がメインの試験で、岐阜県立森林文化アカデミーの試験施設では試験機のパワー不足試験体サイズが収まらない(冶具的に)、などの理由からポラスグループの試験場を借りて試験を行うことになりました。

当日スケジュールはもちろんのこと、大工手配や作業人工などの段取りだけでなく、試験方法の確認や、特注冶具の設計、試験機との納まり、試験後のデータ処理や評価など、ポラス・依頼者・WOOD ACの3社で綿密な打ち合わせを経て当日試験に挑みました。

試験機の可動はポラスの方にお願いするのですが、お願いするのはそこまでで、試験体、冶具の設置、変位計測機器の設置などはすべて依頼者とWOOD ACでおこないました。

出張試験だと持参持ち物の準備に気を使い、当日あれが無いこれが無いとワタワタするのが難ですが、今回も1回は近くのホームセンターに走りこみましたが、なんとか無事終了することができました。









2019年10月4日金曜日

木造平行弦トラス ハリーさん クリープ試験


木造トラスのクリープ試験やってます!
(2019年10月時点 2年経過 継続実験中!!)

平成25年度より岐阜県木連が中心となり、岐阜県産材ヒノキを使用した木造平行弦トラス(通称ハリーさん)の開発を行ってきました(WOOD ACはコンサル・実験の実施)。開発に伴い各種試験を行っているのですが、今回はそのうちのクリープ試験について紹介させて頂きます。



















クリープ試験の目的は、「梁の変形増大係数を求める」ということになります。
⇒つまり、「建ててから50年後にどれくらい梁がたわむかを予測するための計算式の数値を求める」
というロマンあふれる実験を行っています。

屋根や床を支えている梁は、ずーーーーっと重りが常に乗っている状態なので 
建てた直後よりも年月が経つとだんだんとたわみが大きくなっていく
という現象が生じます。
これを「クリープ」というのですが、そのクリープがどれくらい生じるか、一般的な製材や集成材の梁では単純式で予測することができます。
一般的な公称値として
■一般的な木造の梁材:×2.43(平成12年建設省告示1459号においては×2.0
■屋根木造トラス梁 :×5.0(JIS A 3301木造校舎の構造設計標準)
となっており、
【例題】
告示式の<×2.0>を例に挙げると
梁のたわみ計算して、建てたときに5cmたわむ計算結果だと、およそ50年後には、、5cm×2.0=10cmたわむであろう
という計算になります。


一般的な梁は一本部材なので木材自身の性質からこの係数が割り出されいるわけで多くの設計者はこの理論式を元に梁の設計をするわけですが、
トラスとなると話は別です。
トラスには上弦材、下弦材、束、斜材と部材を何か所も組み合わせて一つの”梁”としているため、部材のたわみだけでなく、「接合部分のガタ」や「木材同士のめり込み」、「接合金物の変形」などなど、ちょっとずつちょっとずつ一つ一つが動く要素があるため、トラス梁全体が大きくたわむ結果となってしまいます。このため解析などの理論式だけでは正しい予測が難しいとされています。



と、いうわけで本当に理論式と同じ結果になるのか!?はたまたとんでもないたわみが生じてしまうのか!?
実際に重りを載せてじっくりじーーーーーっくり時間をかけて見てみようということで、
仕様・スパン・荷重を設定した上で、定期的に変位を観測し、どれだけ梁のたわみが増加しているか(クリープが進行しているか)をみています。それを踏まえて、荷重が作用している日数と荷重の相関から、変形増大係数を算出しています。

















単純にたわみをみるためには、トラス梁の端部と一番たわむ中央の変位をとればよいのですが、研究者としてはなぜそうなったのか、何が原因だったのかを考察する必要があるのでより多くのデータを収集しなければなりません。
具体的には、トラス梁のどの部分で変形が大きく生じたのか温湿度は変形に影響を及ぼさなかったか木材自体の変形はどの程度か、考えられる変形要因は多々あります。
そのため、写真のように多くの変位計、ひずみゲージを設置しています。


木造トラス梁のクリープ試験は既往研究で少なからず行われていますが、これだけ大規模・長期間なものは珍しく、研究という意味でも有用であると考えます。

WOOD AC 坂田



※2019年10月現在、26か月(2年突破!)継続実験中!!
※ハリーさんについてのお問合せ先
 岐阜県木材協同組合連合会(TEL:058-271-9941/E-mail:info@gifu-mokuzai.jp)


2019年10月3日木曜日

SHATiS 10日目(ポルトガル~ドイツ)

10日目、11日目です。

この日もフランクフルトです。
街中を少し歩きます。

ドイツの昔の住宅
屋根形状はマンサードのようなものが多く、
切妻のものはみなかったです

















街中の工事現場付近
新築のビルをみると、とにかく柱が細いものが多いです。




























■シュテーデル美術館
中の展示は写真が撮れなかったので、外観の写真をあげておきます。





































室内の色使いが結構激しいのですが、驚くほど違和感がなかったです。
ドイツは空がどんよりしていることが多く、日本の太平洋側みたいに太陽がテカテカすることが少ない環境だと、かえってそのような色使いをするくらいのほうがよいのかもしれません。



昨日訪れた日本食レストランがあまりに美味しく、2日連続で行ってしまいました。



















醤油ラーメンを頂きました。
後半はヨーロッパの食事に飽きが来てしまいました。

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そして最終日、フランクフルトから中部国際空港へ戻ります。
行きほどは苦しみませんでした。
帰りはリアルタイムでどこを通っているのかみていたのですが、名古屋市の上空を通過してから4分くらいでもうセントレアに着陸していました。
とんでもない乗り物ですね。頭痛になるわけです。



WOOD AC 坂田

2019年10月2日水曜日

SHATiS 9日目(ポルトガル~ドイツ)

9日目になります。

この日はフランクフルト市街をみてまわります。

■Shopping Center My Zeil

フランクフルト中心部のショッピングモール。
なんでもありな感のある形状です。ここまで出来てしまうのか、と改めて実感。
ただ、個人的にはあまり感動しないです。








































■Hungendubel (本屋さん)

吹抜けまわりに本が並べてある様はなかなか良いです。
防火の観点から、日本では実現しにくい空間かと思います。

建築関係のコーナーへ行くと、日本の建築も結構取り上げられています。
(安藤忠雄さんとか石上純也さんとか)




























■クラインマルクハトレ市場

フランクフルトの台所といえばよいでしょうか。
特にチーズとパンとハムは、日本であまりみないものが多いです。
























だんだん日本食が恋しくなってきた私たちは、夕食は日本食レストランへ。
お店に入った際に、「いらっしゃいませ」と言われたのが嬉しかったです。




















久しぶりの白米。醤油。
慣れ親しんだ味が結局よいですね、という話になりました。





WOOD AC 坂田

2019年10月1日火曜日

SHATiS 8日目(ポルトガル~ドイツ)

8日目になります。

まずは改めてドイツに関してです。
















面積:357,578k㎡
人口:83,000,000人(参考:東京都 13,857,443人 平成31年1月1日現在 東京都ホームページより)
日本からの距離:9,043km(googleより)
※特記なきはwikipediaより
























今回訪れたフランクフルトは、南ドイツのフランス寄りになります。
正式名称はフランクフルト・アム・マインといい、欧州中央銀行もあるヨーロッパの金融都市です。



フランクフルトの駅
だいぶ立派

近代的なビル群もあるかと思えば・・・。












































メルヘンな街も・・・。

街はマイン川のほとりにあります。






















































これだけ内陸部に位置しておきながら、周りを見渡しても全く山が見当たらないのが驚きでした。
山が見えない平野といえば、日本では関東平野くらいしかないのでは・・・。
内陸部ではおそらくそんな場所はないと思います。



小原教授がふと足を止めた、街中で気になった建物を一つ。






























よくみると5階建て。
しかも1階柱は木。
持つものなんだね、と2人で感心しきりでした。




WOOD AC 坂田

SHATiS 7日目(ポルトガル~ドイツ)

7日目です。

この日はポルトガルを出国して、ドイツに向かいます。

7日目:9/29(日)
12:15(現地時間)ポルト(ポルトガル)発
15:55(現地時間)フランクフルト着(ドイツ)着

ポルトの空港
1日目と同じ場所
アーチが綺麗だったから写真を撮ったのですね
















ポルトの空港の大屋根















空港では、搭乗した便の荷物が出てこないトラブルが・・・。
地下鉄も止まる。
そして自分は帽子を紛失・・・。




















夕食のケバブ
フランクフルトはアジア系の人が多いです。
































無事フランクフルトに到着しました。
明日からはフランクフルトの視察になります。


WOOD AC 坂田

SHATiS 6日目(ポルトガル~ドイツ)

6日目です。

SHATiS内でユーロコードの話があったので、そちらについて少しまとめます。

■THE REVISION OF THE TIMBER CHAPTER OF THE EUROCODE 8


スピーチの様子
堂々とした発表がうらやましい
発表者の主人公感が眩しい






































理想形でいえば、ヒアリングしながら内容が理解できるとベストなのですが、、、
その場での理解が追い付かないので、あとで梗概を読み込みながらまとめています。

4日目のブログの、ユーロコードの説明も外れているわけではないですが、改めてもう少し詳しく。

ユーロコード整備の目的は、
・EUの建設産業の国際競争力の向上
・公共調達での技術仕様を決定する手段
になります。
国際的な経済的地位向上を狙うという、EUが生まれたコンセプトそのものと合致していますね。

ちなみにユーロコード8は耐震設計に関する規定ですが、ユーロコード自体は、
ユーロコード、ユーロコード1、ユーロコード2、・・・、ユーロコード9
まであります。全てconstructionに関わる内容ですね。

また、安全係数などの規定に関しては、振れ幅が各国に委ねられているとのことです。
短期的に生じる外力は国ごとに違うことから、多少の冗長性はあるみたいです。

私自身も学会に参加しながらの追っかけでの理解となってしまっているので、解釈にずれ等があればご指摘頂けると幸いです。
ただ、大きくは理解は間違えていないはずです。

参照資料
http://www.pwrc.or.jp/thesis_shouroku/thesis_pdf/1009-P022-025_matsui.pdf

さてユーロコード8に関する今回の発表です。

建築学会論文大会2日目にも、『木質構造設計基準の改定の方向性について』というパネルディスカッションがあったのですが(http://wood-ac.blogspot.com/2019/09/in-20192.html)、今回のこの発表はそれのユーロコード8版であると考えればよいと思います。























仕様規定的な部分の改定の話は、パワーポイント中の図をみて理解できる(というよりも想像がつく)話ではありましたが、設計法内の係数の話になってくると、恥ずかしながらどこのことを言っているのかさっぱりでした。
英語だったのが、理解を難しくしたと思いたいところです・・・。

構造設計に携わる側なので、与えられた係数を間違いなく使うことが第一ステップですが、その次のステップとして、与えられた係数が適切であるかどうかを見極める必要があります。

数字が決まった経緯、背景となる式もしっかり押さえていきたいところです。

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夕方からは小原教授の発表でした。

■Development of Visco-Elastic Damper for Retrofitting in the Timber Building

小原教授による、住友理工株式会社の受託研究により生まれた制震ダンパーについての発表でした。
木造建築物の改修時に、床・天井を壊さずに施工できる点から、改修コストを抑えることが見込まれる点を強調されていました。
















WOOD AC 坂田

2019年9月30日月曜日

SHATiS 5日目(ポルトガル~ドイツ)

5日目になります。

SHATiSの会場の様子です。

ミンホ大学内の講堂を中心に開催されました










協賛企業のブース



















今回自分がSHATiSで発表した研究は、自分が学生時代におこなったものになります。
wallstatとという汎用解析ソフトを用いて、建物の破壊性状をより簡易的な方法で検討・予測できないだろうか、という内容になります。

自分の発表に関してですが、言ってしまえばガタガタでした。
発表前までは不思議なくらい緊張もなく、落ち着いていたのですが、
発表しはじめて、マイクが拾った自分の声を聴いた瞬間に頭が真っ白になりました。
















もったいない。
準備が足りなかったの一言です。

自分がここで発表することの意義づけをもう少し整理すべきだった、と思います。


あんまりクヨクヨしても前に進まないので、反省するところだけはっきりさせて、次にいきたいと思います。

WOOD AC 坂田

2019年9月27日金曜日

SHATiS 4日目(ポルトガル~ドイツ)

早くも白ご飯が恋しい4日目です。
本日からギマランイスにて、学会(SHATiS)が3日間の日程でスタートします。

まずはSHATiSについて。

ヨーロッパではユーロコードという法律が運用されています。
これは、日本でいう建築基準法を、欧州各国で共通のものとして使っているということです。

このユーロコードの策定に携わった委員会が、学術研究の発表機会を設けたのが、そもそものSHATiSの始まりです。
今回で5回目と、比較的歴史の浅い学会になります。

SHATiSの正式名称は、
Structural Health Assessment of Timber Structures
にある通り、木質構造の健全性評価、つまり「改修」がメインテーマになっています。
発表内容も建築寄りの観点のもの、材料学寄りのもの、また歴史をテーマとしたものと多岐に渡ります。

欧州の学会なので、ヨーロッパ系の研究者がほとんどです。
アジア系の人達もポツポツと見受けられましたが、日本人は確認した範囲では私たち(自分と小原教授)2人だけでした。(いらっしゃっていたらすいません)

学会の昼食。美味しいけど、ほぼポテトの塊。重い・・・。



















タイミング的には今しか見にいけないだろうということで、一度学会から席を外し、午後からはギマランイスの街へ行きます。

昨日のブログで紹介しておけばよかったのですが、ギマランイスの位置はポルトガルの内陸部になります。


ギマランイスの位置
ポルトからみると、東側、内陸に位置します。


















小さな街ですが、日本でいう奈良のような位置づけの場所でもあるらしく、観光客も多く訪れていました。

ここからポルトガルがはじまったという意味だそうです。
かっこいい。




















ギマランイス城
























坂道が多く、非常に歩きごたえがあります。
スマホの万歩計によると、14.4km歩いたとのこと。

坂道



















そして坂道































歩きながらみて廻ると、街の骨格が理解しやすくて面白いですね。

今後、今の経験がどう繋がっていくのかわかりませんが、こういう機会を設けてもらえることにただただ感謝です。

明日、自分の発表の日になります。

WOOD AC 坂田










2019年9月26日木曜日

SHATiS 3日目(ポルトガル~ドイツ)

雨になりました。3日目、引き続きポルトガル国内です。

この日は午前中で少しポルトをまわります。
午後からは国際会議SHATiSの会場、ミンホ大学のあるギマランイス(Guimaraes)に移動し、出席の手続きに移ります。

この日は有名建築まわりです。

■casa de musica


レム・コールハース設計の音楽ホールになります。
少し郊外ですが、比較的整った周りの街並みとは明らかに異質です。(どちらかというと良い意味で)
傘をさしていたので、引きでちゃんと写真がとれていなかったですね。
外装が特徴的ですが、それがよくわかるホームページがあったのでリンクを貼らせていただきます。

https://www.casadamusica.com/pt/a-casa-da-musica/espacos/exterior/?lang=pt

建物もよいと思いますが、どちらかといえばこのような大きなプロジェクトを許容したポルトの街がすごいと思います。
いわゆる大々的な「プロジェクト」とというものが受け入れられにくい風潮がどことなく日本にはあるので。半分主観ですが。
新国立競技場のザハさんの案が否定されたあたりから、その辺りのことは少し考えさせられます。

■Fundação Serralves

https://www.serralves.pt/pt/museu/o-museu/




こちらもポルト郊外にある博物館です。時間がなかったのでほとんど見れず。
ただ、ちゃんと手入れがされていて、愛されてるなと思いました。

足早に2件見た後、ポルトの中心にあるSao Bento駅へ移動します。

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Sao Bento(ポルト)      12:25発
Guimaraes(ギマランイス) 13:41着


Sao Bento駅のコンコースです。壁画が綺麗。
人がそこに滞留することがちゃんと意図されていて、駅って本来こうあるべきだよなあ~、と再確認。


ホーム上屋の鉄骨の繊細な感じもよいです。


ここから1時間ちょっと列車に揺られ、ギマランイスへ到着しました。
ホテルに一度荷物を置き、ミンホ大学へ向かうも学会会場はまだ準備中。
出席手続きは翌日に変更とのこと・・・。
小原教授曰く、ギリギリまで準備しているのは、ヨーロッパの学会ではまあまああることだそうです。

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このブログのメイントピックであるはずの食レポが、自分の担当以降内容がだいぶ薄くなってしまった感があるので、この日の晩御飯の1枚を。


温野菜のニョッキです。美味しかったです。

何食べてもほとんど美味しいって言う性なので、あまり当てにならないですが・・・。


WOOD AC 坂田

SHATiS 2日目(ポルトガル~ドイツ)

時差ボケが少し残る中、2日目ポルトガル、ポルトからになります。

その前にポルトガルの話をします。

google map より


面積:91,985k㎡人口:10,640,000人(参考:東京都 13,857,443人 平成31年1月1日現在 東京都ホームページより)
日本からの距離:10,927km(googleより)
※特記なきはwikipediaより


これだけの距離を1日ちょっとで移動するわけですから、まあ頭痛にもなるわけだと思います。
普段は事務所・ラボ・自宅の3箇所、約半径10km圏内で動きまわっていることを考えると、相当遠くへ来ました



今回滞在するポルトは、ポルトガルで2番目に大きい町だそうです。(ちなみに日本代表の10番が、この町のサッカーチームの10番らしいです)
一言で言うと、とにかくインスタ映えします。


雰囲気でいえばNHK BS 日曜朝9時の番組で流れそうな風景です。
町の中心にドゥエロ川が流れ、昔からの街はそこに向かって全体が傾斜している感じでしょうか。坂道が多く、自分も教授もだいぶ苦しめられました。


川の上流ではワイン生産が盛んらしく、川沿いのワイン倉庫で試飲ができました。

自他とともに認める味覚のラフさが取り柄の自分には、もったいないくらい味が濃い(多重?)です。特に赤ワイン。
最初飲んだとき直感的に思い浮かべたのは、うがい薬のイソジ・・・。


お父さんお母さんごめんなさい涙


WOOD AC 坂田