本日からギマランイスにて、学会(SHATiS)が3日間の日程でスタートします。
まずはSHATiSについて。
ヨーロッパではユーロコードという法律が運用されています。
これは、日本でいう建築基準法を、欧州各国で共通のものとして使っているということです。
このユーロコードの策定に携わった委員会が、学術研究の発表機会を設けたのが、そもそものSHATiSの始まりです。
今回で5回目と、比較的歴史の浅い学会になります。
SHATiSの正式名称は、
Structural Health Assessment of Timber Structures
にある通り、木質構造の健全性評価、つまり「改修」がメインテーマになっています。
発表内容も建築寄りの観点のもの、材料学寄りのもの、また歴史をテーマとしたものと多岐に渡ります。
欧州の学会なので、ヨーロッパ系の研究者がほとんどです。
アジア系の人達もポツポツと見受けられましたが、日本人は確認した範囲では私たち(自分と小原教授)2人だけでした。(いらっしゃっていたらすいません)
学会の昼食。美味しいけど、ほぼポテトの塊。重い・・・。 |
タイミング的には今しか見にいけないだろうということで、一度学会から席を外し、午後からはギマランイスの街へ行きます。
昨日のブログで紹介しておけばよかったのですが、ギマランイスの位置はポルトガルの内陸部になります。
ギマランイスの位置 ポルトからみると、東側、内陸に位置します。 |
小さな街ですが、日本でいう奈良のような位置づけの場所でもあるらしく、観光客も多く訪れていました。
ここからポルトガルがはじまったという意味だそうです。 かっこいい。 |
ギマランイス城 |
坂道が多く、非常に歩きごたえがあります。
スマホの万歩計によると、14.4km歩いたとのこと。
坂道 |
そして坂道 |
歩きながらみて廻ると、街の骨格が理解しやすくて面白いですね。
今後、今の経験がどう繋がっていくのかわかりませんが、こういう機会を設けてもらえることにただただ感謝です。
明日、自分の発表の日になります。
WOOD AC 坂田
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