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2019年9月27日金曜日

SHATiS 4日目(ポルトガル~ドイツ)

早くも白ご飯が恋しい4日目です。
本日からギマランイスにて、学会(SHATiS)が3日間の日程でスタートします。

まずはSHATiSについて。

ヨーロッパではユーロコードという法律が運用されています。
これは、日本でいう建築基準法を、欧州各国で共通のものとして使っているということです。

このユーロコードの策定に携わった委員会が、学術研究の発表機会を設けたのが、そもそものSHATiSの始まりです。
今回で5回目と、比較的歴史の浅い学会になります。

SHATiSの正式名称は、
Structural Health Assessment of Timber Structures
にある通り、木質構造の健全性評価、つまり「改修」がメインテーマになっています。
発表内容も建築寄りの観点のもの、材料学寄りのもの、また歴史をテーマとしたものと多岐に渡ります。

欧州の学会なので、ヨーロッパ系の研究者がほとんどです。
アジア系の人達もポツポツと見受けられましたが、日本人は確認した範囲では私たち(自分と小原教授)2人だけでした。(いらっしゃっていたらすいません)

学会の昼食。美味しいけど、ほぼポテトの塊。重い・・・。



















タイミング的には今しか見にいけないだろうということで、一度学会から席を外し、午後からはギマランイスの街へ行きます。

昨日のブログで紹介しておけばよかったのですが、ギマランイスの位置はポルトガルの内陸部になります。


ギマランイスの位置
ポルトからみると、東側、内陸に位置します。


















小さな街ですが、日本でいう奈良のような位置づけの場所でもあるらしく、観光客も多く訪れていました。

ここからポルトガルがはじまったという意味だそうです。
かっこいい。




















ギマランイス城
























坂道が多く、非常に歩きごたえがあります。
スマホの万歩計によると、14.4km歩いたとのこと。

坂道



















そして坂道































歩きながらみて廻ると、街の骨格が理解しやすくて面白いですね。

今後、今の経験がどう繋がっていくのかわかりませんが、こういう機会を設けてもらえることにただただ感謝です。

明日、自分の発表の日になります。

WOOD AC 坂田










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