地震ハザードステーションJSHISから、2020年度の最新地震動予測地図が発表されました。
https://www.jishin.go.jp/evaluation/seismic_hazard_map/shm_report/shm_report_2020/
流し目程度に今後30年間の地震予測図を覗いてみたところ、
え、、、全部真っ赤じゃん。というか赤通り越して紫!!!?
と絶望的に焦ってしまいましたが、 よく見るとこの地図は震度5弱の起きる確率で、
まあ震度5弱でも十分脅威ではあるので安心できないことには変わりませんが、
改めて震度6強の起きる予想図を見てみると、
先ほどに比べ、色的には全体的には薄くなりましたが、東京都内含む関東の赤色、太平洋側の赤が変わらず可能性として高いようで、ここ数年予測以外の箇所での地震も心配ですが、依然として安心できない状況のようです。
マップだけ眺めて一喜一憂するのもなんなので、もう少しだけ見てみますと、「太平洋側が赤いな」と思っていると、ちゃんとJSHISさんが解説してくれていました。https://www.jishin.go.jp/main/chousa/20_yosokuchizu/yosokuchizu2020_mm.pdf
なかなか面白いです。是非一読いただきたいです。
適当にザックリ要約すると、
地震は海系(東日本大震災とか)と陸系(阪神大震災)があり、陸系の頻度が1000年周期に対して海系の頻度が100年周期なので、海系のプレートが集まっている太平洋側は常にどこもヤバイよ、ということらしいです。
また、 地盤の固さによっても、建物などの揺れやすさが異なるため、被害状況を目安にしている”震度”の場合、同じエリアの中でも地域差が出るようです。なるほど。
常に真っ赤な危険エリアばかり見ていると、コロナと同じように次第に慣れで危機意識も薄れてしまいそうですが、「いつまでも無いと思うな運と災害」の気持ちで居たいと思います。
最後にクイズです「日本はどこにあるでしょうか?」