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2015年12月17日木曜日

気密測定

久しぶりの気密測定。
愛知県で測定してきました。
お願いされてから早や1年。K様ごめんなさい。(身内ゆえ、申訳ありません)
しかも気密測定に真剣になり過ぎて写真撮り忘れたのでK様ブログより頂きます。



K様の写真の撮り方が良いのでしょうか。気密測定とは思えない芸術的な写真
もちろん建物も素敵。居心地が良すぎて眠くなりました・・・。



猫背が気になる緑のシマシマおじさん。
久々の機械操作にドキドキです。
無事測定を完了して、年内にやり残したこと1つ完了です。

断熱だけではなく気密も大切です。

2015年12月12日土曜日

続・ピザ窯づくりWS


今日は天気に恵まれました。
ピザ窯づくりと柿渋塗りワークショップの2回目。

リノベーションしたときに出てきた土壁の土で、ピザ窯をつくる企画なのですが・・・前回は石をひたすら積み上げていましたね。おい、土はどうしたのかと。
今回こそは、土壁の出番です。

土壁をふるいにかけて、土だけを取り出し、そこへ砂やパーライト、スサの代わりに麻紐を混ぜていきます。なんと麻紐をスサの代わりにするんですね。これは今日一の発見でした。

練った土をブロックにして積み上げ、ペタペタ固めていけば、ほら完成!
ってほど、簡単ではないですが、窯の整形は完了。あとは乾くのを待って、2週間ほどすれば完成です。
まだ予定の段階ですが、「完成ピザパーティー&窯の屋根づくり」もやろうかとたくらんでますので、近いうちに案内できればと。






2015年12月11日金曜日

下呂市で古民家調査

昨日は下呂市で古民家調査。
築40年の立派な家でした。
お施主さんの山から出した木で建てた思い出深い家とのことです。


小屋裏はアスレチック状態。
もちろん40年前ですので断熱材は入っていません。
一見楽しそうですが、落ちたら1階の床まで真っ逆さまです。



屋根の上も調査。下屋と2階壁部分は雨漏りがよく見つかる場所です。
防水がしっかりされているか調査。



寄棟部分も瓦に劣化が確認されました。
瓦が割れて土葺きの土が露出しています。瓦のズレも気になります。



床下はきれいな状況でした。
床下の換気がしっかりとされていました。
もちろん断熱材は入っていませんので、寒いです。

建物調査をすることで、40年前の建物と今の建物で耐震や断熱の考え方は大きく変わっているなと実感できます。
今年最後の調査はこれにて終了。


2015年12月4日金曜日

一宮で古民家調査

だんだんと寒くなってきました。
今日は寒い美濃市を離れて美濃市よりは寒くない一宮市で古民家の調査をしました。
築昭和23年の古民家。柱は養老の桧、梁は自分の山の木を伐って建てたそうです。



床下への侵入口。和室の畳をめくることも多いですが、縁側の下からの方が外から侵入できるので部屋が汚れません。




いざ床下へ。無事を祈ります。



床下以外も調べます。小屋裏に入って小屋組みの確認。雨漏れ箇所が無いか、虫食い跡が無いかなど念入りに調べます。



さらに部屋の中も採寸。図面が存在しない古民家では、改修計画を考えるためにも図面化することが大切です。
なんとか天気も晴れのまま作業は終了。お疲れさまでした。

2015年12月2日水曜日

白川村セルフリノベWS 12月 のおしらせ


「う~、寒い寒い。」と、気が付けば言っているような今日この頃。
WSを開催している白川村では、先週雪が積もったそうです。

さて、そんな白川村で3月から始まった、みんなでシェアハウスを作っちゃうセルフリノベワークショップ。12月の開催日が決定しました。

【日時】
12/20,21 10:00~16:00
【場所】
白川村 平瀬地区の現場
【申込】
Classca gifuの申込フォームから

20日の夜は、現場で鍋パーティーを開催します。
無心で漆喰を塗ってかいた汗を温泉で流したら、雪景色を眺めながらのアツアツ鍋!
他の参加者とスタッフ、もしかしたら地域の方も飛び入り参加もあるかも。みんなで暖かい鍋を囲みましょ。

そして今月までは、そのままシェアハウスでお泊りできます。
(※近くにはゲストハウスもあるので、そちらに宿泊もできます。)

お申込みお待ちしております。
お越しの際は、道中お気をつけて。

2015年11月30日月曜日

柿渋塗りとピザ窯づくり



11/28(土) 「柿渋塗りとピザ窯づくりのワークショップ」を開催しました。
ときおり小雨が降る中での作業でしたが、雨に濡れる山々の景色は美しいものです。

さて、今回の会場は、山県市北山のゲストハウス、MIYAMA Little Valley GuestHouse。
このゲストハウスも、古い旅館をリノベーションして誕生した場所。今回はリノベの集大成として、内装の柿渋塗りと、壊した土壁の土を再利用してのピザ窯づくりでした。
我ながら、1日で2つもやるなんて欲張りな企画。


ピザ窯づくりは、窯を載せるための土台づくり。
というわけで、土壁の土は登場せず。。。 庭の石を積み上げて、土台を作りました。今回の影の功労者は、モルタルを練り続けてくれた人。一日練り続ければ、翌日は全身バッキバキです。漆喰塗りのときでも同じですが、練る人は偉大なのです。もし練っている人がいたら、褒め称えるだけでなく、ぜひ、作業を交代してあげましょう。


柿渋塗りの方ですが、窯づくりを担当していたので、あいにく中の様子を上手く伝えられないのですが、時折漂ってくる「柿渋の香り」からして、なかなか捗っていたんだと思います。
この柿渋塗りの講師を務めていただいたのは、山県市の地域おこし協力隊で、山県市の特産「伊自良大見柿」に詳しい方。
柿渋のアレコレを、とてもマニアックに答えていただきました。なんでも答えてくれます。

家族連れの参加や、地域おこし協力隊の連携があって、和やかで楽しい会となりました。

次回、12/12(土)は、ピザ窯の本体を作るのと、内装の残りを塗装する予定です。
是非ご参加くださいませ。お申し込みはClassca gifuからお願いします。

あ、忘れちゃいけない、ワークショップめし。
農家レストラン「舟伏の里へおんせぇよ」のお弁当。


2015年11月26日木曜日

平成27年度 次世代住宅塾 第3回が行なわれました

今年度で3年目となる「ぎふ次世代住宅塾」は、省エネリノベをテーマに開催しています。
今回は、設備にまつわるあれこれの講義です。

午前の講義は、給排水業者かつ国際たくみアカデミーでも非常勤講師を務める㈱清水の清水氏に、Q&A形式にて、判断を迷う配管のやり替えや見分け方等、現場サイドから講義を頂きました。質問も多数出て、最後は和気あいあいで時間となりました。

午後の講義は、イビケン㈱の服部氏に、自立循環型住宅 既存住宅の省エネ改修ガイドラインから、省エネに有効な建築手法と設備の講義いただきました。エアコンや給湯設備の性能説明は、とてもわかりやすく、また、岐阜市などの美濃地域であれば、UA値を高めることで、エアコン1台で家中暖めることが出来る可能性の紹介があり、省エネかつ快適な住生活に1歩近づく講義でした。 

最後は岐阜県立森林文化アカデミー 辻先生の講義後、各班に分かれてのグループワークです。建築研究所のWebプログラムの数値を触りながら、エネルギー消費量の削減目安をつけるトレーニング方法を学びました。

前回宿題があった影響か、出席率が残念ながらグッと下がってしまった講義でしたが、同内容で12月にもう1度開催予定です。宿題が出来ていなくても、ためになるお話満載ですので、次回はぜひ皆様に参加いただきたいと願うスタッフです。
出席者には、辻先生の新ツールがもれなく頂ける特典付きです。

2015年11月14日土曜日

平成27年度 古民家リノベーション事業プランニング講座 無事完走~

6月から始まった、岐阜県立森林文化アカデミーの短期技術研修
「古民家リノベーション事業プランニング講座」が無事終了しました。
事務局として関わらせて頂いている事業ですが、今年度も空き家(古民家)を利用して地域を変えていきたいという熱意を持った方が全国から集まってくださいました。
参加者は地域おこし協力隊、建築士、工務店、公務員、コピーライターなど多種多様な職種の混合チームです。それぞれの得意分野を融合したプランをつくりました。
6月の篠山市視察から5カ月、約半年の成果を「須田邸改修プラン発表会」として美濃市の方々に向けてプレゼンテーションを行いました。

持ち寄った素材の最終調整。
 発表会前日(13日)金野さんの助言を聞きプランをより現実味のあるプランに練り上げていきます。








11/14に須田邸でプランニング発表会を行いました。
半年間考えてきた3チームのプランはどのプランも甲乙つけ難い面白いプランとなりました。
運営方法や収支計画なども考え。現実味のあるプランに参加して頂いている地域住民の方からも活発な意見や質問が出て、よい意見交換の場になりました。


それぞれ自分の仕事の合間を縫って改修プランを作成していくことはとても大変な作業だったと思います。この講座で学んだことを参加者の皆さんの地元で実践して空き家(古民家)を使った面白い地域が全国各地に増えることを願っています。参加者の皆様お疲れ様でした。

来年度も開催が決定しております。詳しくはまたお知らせ致します。

2015年11月10日火曜日

瑞浪市で古民家調査 

先週は瑞浪市で古民家の調査を行いました。街道沿いの町屋でした。小屋裏はこんな感じ。
長年のチリやホコリが天井に積もっています。雪のように見える白い点は全てホコリです。
こんなホコリだらけの中を重装備で調査します。
 
 マスクは防塵マスク。ツナギを着ていざ小屋裏へ
小屋裏はまるでアスレチックです。ちょっとした運動になりますね。
梁の上もホコリで滑りやすいので気を付ける必要があります。
それにしても綺麗な軸組ですね。古民家の魅力の一つが小屋組みではないかと思います。
 

2015年10月30日金曜日

琵琶湖のほとりで古民家調査

本日は滋賀県で古民家の調査。
ベンガラを塗った柱や梁が綺麗な築50年の素敵な古民家でした。
写真は床下に侵入しているスタッフのA氏

2015年10月29日木曜日

恐怖!!腐朽菌の被害


今日は朝から3年半前に竣工した家のデッキ取り換え作業。見事に腐朽菌にやられていました。
木の繊維が分断されてデッキ板一枚がボロボロに・・・白蟻よりも被害が凄いように感じました。
デッキ材を取り換えて塗装して終了。北側など風通しが悪く日陰の木部は要注意ですね。毎日が勉強です。

2015年10月28日水曜日

今夜は白川村ナイト


白川村でお手伝いしているシェアハウスW.S
今回は名古屋で開催される「白川村ナイト」に参加します。
久しぶりに都会に行くので少し緊張しています。

https://www.facebook.com/events/1499249190369321/

2015年3月18日水曜日

「白川村 セルフリノベWS」 はじまります


今週末から(3/20,21)は、いよいよ「白川村 セルフリノベーション・ワークショップ」。

今年度のWOOD ACでは、3月から10月まで月一ペースで、白川村のシェアハウスをみんなでリノベーションしていくワークショップを開催します。シェアハウスからは、毎日こんな景色が眺められますよ。

まずは今週末の「解体ワークショップ」から。今週末のワークショップの申し込みは締め切りを迎えましたが、4/17,29の「間取り決めワークショップ」は、まだまだ募集中ですので、是非お申し込みください。


白川村 壁・漆喰塗りワークショップ


【1/12】白川村 平瀬地区で壁・漆喰塗りワークショップ
3回目となる白川村でのワークショップ。
講師に地元の左官職人さんを迎えて開催しました。
3回目のWSともなると顔なじみのメンバーも増え、和気あいあいとした雰囲気でした。
前回に引き続いての漆喰塗り作業だったので、連続参加のメンバーは慣れた手つきで、養生→下地処理→塗りと進めていきますが、職人さんの正確さとスピードには遠く及ばず。。。
職人さんの仕事に惚れ惚れするメンバーたち。それでも、それぞれが思い思いに仕上げた壁には、愛着が湧くってものです。
最後は部屋をきれいに掃除して完了!
次回も壁塗り(漆喰・珪藻土)を予定しているので、そのときには少しでも職人さんに近づけるかな?
これからも白川村のWSは、多くの人と関わりあいながら続いていきます。

WOOD AC blog はじめました

ブログをはじめました。

活動の報告、日々のできごとなどを更新していきます。