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2019年9月30日月曜日

SHATiS 5日目(ポルトガル~ドイツ)

5日目になります。

SHATiSの会場の様子です。

ミンホ大学内の講堂を中心に開催されました










協賛企業のブース



















今回自分がSHATiSで発表した研究は、自分が学生時代におこなったものになります。
wallstatとという汎用解析ソフトを用いて、建物の破壊性状をより簡易的な方法で検討・予測できないだろうか、という内容になります。

自分の発表に関してですが、言ってしまえばガタガタでした。
発表前までは不思議なくらい緊張もなく、落ち着いていたのですが、
発表しはじめて、マイクが拾った自分の声を聴いた瞬間に頭が真っ白になりました。
















もったいない。
準備が足りなかったの一言です。

自分がここで発表することの意義づけをもう少し整理すべきだった、と思います。


あんまりクヨクヨしても前に進まないので、反省するところだけはっきりさせて、次にいきたいと思います。

WOOD AC 坂田

2019年9月27日金曜日

SHATiS 4日目(ポルトガル~ドイツ)

早くも白ご飯が恋しい4日目です。
本日からギマランイスにて、学会(SHATiS)が3日間の日程でスタートします。

まずはSHATiSについて。

ヨーロッパではユーロコードという法律が運用されています。
これは、日本でいう建築基準法を、欧州各国で共通のものとして使っているということです。

このユーロコードの策定に携わった委員会が、学術研究の発表機会を設けたのが、そもそものSHATiSの始まりです。
今回で5回目と、比較的歴史の浅い学会になります。

SHATiSの正式名称は、
Structural Health Assessment of Timber Structures
にある通り、木質構造の健全性評価、つまり「改修」がメインテーマになっています。
発表内容も建築寄りの観点のもの、材料学寄りのもの、また歴史をテーマとしたものと多岐に渡ります。

欧州の学会なので、ヨーロッパ系の研究者がほとんどです。
アジア系の人達もポツポツと見受けられましたが、日本人は確認した範囲では私たち(自分と小原教授)2人だけでした。(いらっしゃっていたらすいません)

学会の昼食。美味しいけど、ほぼポテトの塊。重い・・・。



















タイミング的には今しか見にいけないだろうということで、一度学会から席を外し、午後からはギマランイスの街へ行きます。

昨日のブログで紹介しておけばよかったのですが、ギマランイスの位置はポルトガルの内陸部になります。


ギマランイスの位置
ポルトからみると、東側、内陸に位置します。


















小さな街ですが、日本でいう奈良のような位置づけの場所でもあるらしく、観光客も多く訪れていました。

ここからポルトガルがはじまったという意味だそうです。
かっこいい。




















ギマランイス城
























坂道が多く、非常に歩きごたえがあります。
スマホの万歩計によると、14.4km歩いたとのこと。

坂道



















そして坂道































歩きながらみて廻ると、街の骨格が理解しやすくて面白いですね。

今後、今の経験がどう繋がっていくのかわかりませんが、こういう機会を設けてもらえることにただただ感謝です。

明日、自分の発表の日になります。

WOOD AC 坂田










2019年9月26日木曜日

SHATiS 3日目(ポルトガル~ドイツ)

雨になりました。3日目、引き続きポルトガル国内です。

この日は午前中で少しポルトをまわります。
午後からは国際会議SHATiSの会場、ミンホ大学のあるギマランイス(Guimaraes)に移動し、出席の手続きに移ります。

この日は有名建築まわりです。

■casa de musica


レム・コールハース設計の音楽ホールになります。
少し郊外ですが、比較的整った周りの街並みとは明らかに異質です。(どちらかというと良い意味で)
傘をさしていたので、引きでちゃんと写真がとれていなかったですね。
外装が特徴的ですが、それがよくわかるホームページがあったのでリンクを貼らせていただきます。

https://www.casadamusica.com/pt/a-casa-da-musica/espacos/exterior/?lang=pt

建物もよいと思いますが、どちらかといえばこのような大きなプロジェクトを許容したポルトの街がすごいと思います。
いわゆる大々的な「プロジェクト」とというものが受け入れられにくい風潮がどことなく日本にはあるので。半分主観ですが。
新国立競技場のザハさんの案が否定されたあたりから、その辺りのことは少し考えさせられます。

■Fundação Serralves

https://www.serralves.pt/pt/museu/o-museu/




こちらもポルト郊外にある博物館です。時間がなかったのでほとんど見れず。
ただ、ちゃんと手入れがされていて、愛されてるなと思いました。

足早に2件見た後、ポルトの中心にあるSao Bento駅へ移動します。

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Sao Bento(ポルト)      12:25発
Guimaraes(ギマランイス) 13:41着


Sao Bento駅のコンコースです。壁画が綺麗。
人がそこに滞留することがちゃんと意図されていて、駅って本来こうあるべきだよなあ~、と再確認。


ホーム上屋の鉄骨の繊細な感じもよいです。


ここから1時間ちょっと列車に揺られ、ギマランイスへ到着しました。
ホテルに一度荷物を置き、ミンホ大学へ向かうも学会会場はまだ準備中。
出席手続きは翌日に変更とのこと・・・。
小原教授曰く、ギリギリまで準備しているのは、ヨーロッパの学会ではまあまああることだそうです。

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このブログのメイントピックであるはずの食レポが、自分の担当以降内容がだいぶ薄くなってしまった感があるので、この日の晩御飯の1枚を。


温野菜のニョッキです。美味しかったです。

何食べてもほとんど美味しいって言う性なので、あまり当てにならないですが・・・。


WOOD AC 坂田

SHATiS 2日目(ポルトガル~ドイツ)

時差ボケが少し残る中、2日目ポルトガル、ポルトからになります。

その前にポルトガルの話をします。

google map より


面積:91,985k㎡人口:10,640,000人(参考:東京都 13,857,443人 平成31年1月1日現在 東京都ホームページより)
日本からの距離:10,927km(googleより)
※特記なきはwikipediaより


これだけの距離を1日ちょっとで移動するわけですから、まあ頭痛にもなるわけだと思います。
普段は事務所・ラボ・自宅の3箇所、約半径10km圏内で動きまわっていることを考えると、相当遠くへ来ました



今回滞在するポルトは、ポルトガルで2番目に大きい町だそうです。(ちなみに日本代表の10番が、この町のサッカーチームの10番らしいです)
一言で言うと、とにかくインスタ映えします。


雰囲気でいえばNHK BS 日曜朝9時の番組で流れそうな風景です。
町の中心にドゥエロ川が流れ、昔からの街はそこに向かって全体が傾斜している感じでしょうか。坂道が多く、自分も教授もだいぶ苦しめられました。


川の上流ではワイン生産が盛んらしく、川沿いのワイン倉庫で試飲ができました。

自他とともに認める味覚のラフさが取り柄の自分には、もったいないくらい味が濃い(多重?)です。特に赤ワイン。
最初飲んだとき直感的に思い浮かべたのは、うがい薬のイソジ・・・。


お父さんお母さんごめんなさい涙


WOOD AC 坂田

2019年9月24日火曜日

SHATiS 1日目(ポルトガル~ドイツ)




こんにちは。
今週からブログを担当させて頂きます。新入りの坂田です。
上司と比べると食レポの比重が落ちるかと思いますが、どうぞお付き合いください!

今回、SHATiSという国際学会に参加するため、岐阜県立森林文化アカデミー小原教授と一緒にポルトガルに来ています。合わせてドイツも訪問するため、9/22(日)~10/3(木)の日程で日本から離れます。(職場の皆様にはご迷惑をおかけします)

SHATiSとは何なのか?そもそもポルトガル、ドイツってどこ?
何回かに分けて少しずつ説明しながら、ブログにあげていきますね。

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1日目:9/22(日)
1000 セントレア(名古屋:中部国際空港)発
1510(現地時間) フランクフルト着(ドイツ)

セントレアを発着すると、飛行機はほぼ真北に向かい、ロシア方面に進みます。(写真1)

図1:実際の飛行ルート

メルカトル図法に慣れ切った自分には直感的にわからないところで、てっきり中央アジアを進んでいくものと思っていた(写真2)ので、フライト早々にいきなり北陸上空を通過した時には少し不安になりました。北極行くんじゃないよね?

図2:こっちだと思ってました・・・。

1000発→1510着となっていますが、実質は10時間以上飛んでいました。
ひたすら寝て、映画をみての繰り返しでしたが、途中からは頭痛がひどく、あんまり覚えていません。早く地上に戻りたい、と一心に思っていたことくらいしか記憶にないです。

日本時間ではとっくに夜でしたが、1510、無事にフランクフルトに到着しました。


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2100(現地時間) フランクフルト発(ドイツ)
2240(現地時間) ポルト着(ポルトガル)

トランジットで5時間くらいあったのですが、ずっと横になっていました。頭痛に加えて時差ボケまでプラスされて、ほとんど動けずじまいでした。

2100にようやくフランクフルトを飛び立ち、(寝ていたため途中の記憶は全くありませんが)2240無事ポルトに到着しました。



この日最初の1枚。ポルトの空港のロータリー。なぜここを撮ったのか?
やられっぱなしの1日だったので、写真はこれがすべてです(涙)


WOOD AC 坂田



2019年9月19日木曜日

眠れない夜と雨の日には忘れかけてた愛がよみがえる


金沢での建築学会を終えて岐阜に戻り早一週間。
未だに心残りが。
そう、これ。
 所長がお昼に喫茶店「JOHNかりおすとろ」で食べていた”ルパン三世カリオストロの城の劇中に出てきたルパンと次元が争ってほおばりあっていた美味そうなスパゲッティを再現したスパゲッティカリオストロ”
”ハントンライス”を目当てに入った店のメニューにあり、自分は初志貫徹でハントンライスを注文したが、所長は目移りしてこれを選択。

ただ、、、

食べたかった!!

超気になってた!!!

次の日もう一回一人で行こうかとも悩んだ!!


 そんなわけで岐阜に戻っても眠れる夜を過ごした結果、、
「自分で作っちゃおう!」
という結論に至り


作っちゃいました💛
いやね、もうね、多分超えた。金沢勝ったと確信した出来栄え。
金沢のを食べる機会はないと思うけれども十分満足な結果となりました。

師匠のレシピはこちらから《ttp://pastajapan.com 》

 
これでやっと落ち着いて眠れる。。。
(田畑)

2019年9月11日水曜日

建築学会論文大会 in 金沢2019 ~4日目(最終日)~

『 建築学会論文大会 in 金沢2019 ~4日目(最終日)~』
 4日間も続いた学会も今日が最終日。特になにかしたわけでもないが疲れが溜まってきた気が。もちろん仕事もちゃくちゃくと溜まってきているので来週岐阜に戻ってからのの仕事のことを考えると億劫になってきた。。。

そんなこんなの最終日、遺跡な校舎とも今日でお別れかと思い散策していると
 

なにかに引っ張られるかような感覚に陥り、フラフラとその導きに従い歩いて行くと、、、



 なんとその場で焼き立ての石窯ピッツァが食べられる移動販売車が!!
 金沢最後のお食事は、この熱々マルガリータを遺跡の中でいただきました。




そんなこんなで学会も終わり、岐阜へと帰路へ着きました。(終わり)























長旅を終え、帰ってきたらやっぱり慣れ親しんだ故郷の味が恋しくなりますよね。
二代目白神の豚骨ラーメン
これを食べずには帰ってきたとは言えません。
おいしくいただき、やっと落ち着きました。

 (田畑)

2019年9月6日金曜日

建築学会論文大会 in 金沢2019 ~3日目~

『 建築学会論文大会 in 金沢2019 ~3日目~』
自主参加なスケジュールだとついつい「まぁいっか」と寝過ごしてしまいそうですが、なんとか毎朝ちゃんと起きて朝一からの発表に参加しています。

今日は電車で金沢工業大学へ(昨日から地元民からの苦情で市バスの利用がNGとの御触れが出たため)。
 なんともいえないこの「鉄の塊感!」
揺れも凄く車内で携帯をいじっていると確実に酔うレベル。


乗客の99%は学会参加者で埋め尽くされている状態で、降りてからの大学までの道のりはイナゴの大群と化しており、地元住民の車にも影響が出ている感じでした。(こりゃ市バスも使えなくなるわな)
 到着するとやはりこの大学の遺跡感に圧倒されついつい写真を撮ってしまい、まさに”絵になる建物”でした。



今日の聴講内容は「HD金物の標準規格化」「束-母屋接合部のビス接合」「断面欠損の少ない金物工法仕口の開発」など、実務で使えそうなタイトルに惹かれて聴講しましたが、正直あまり目新しさや使えそうな感じもなかったのがちょっと残念でした。

お待ちかねのお昼ごはん。
金沢B級グルメハントンライスを求め、大学を出て駅を越えての出撃です。
何気にこの3日間、聴講のための学内移動のせいなのか、はたまたグルメの旅のせいなのか、毎日1万歩以上は歩いている計測結果が出ており、普段の岐阜での車生活よりはよっぽど健康的な気がします。
。。。はい、ドーン!!
お子様ランチの大人版です。ケチャップご飯のオムライスに、タルタルソースとカツ(実は中身はマグロ🐡なんです
奥は所長の注文した「カリオストロの城でルパンと次元が食べたミートボールのスパゲッティ」です。
完全に体重は右肩上がり↗↗↗です。


午後からは「木材劣化した部材が耐力に及ぼす影響の研究」や「蟻害被害にあった材料に樹脂接着剤を注入することで耐力を復元する研究」などなど、材料系の話を多く聞いた他、「製材ラーメン構法(これは構造の方の話です!)の接合部の挙動研究」など近年WOOD ACでも実験をおこなっている話なので、今後の仕事にも関わる内容でした。


どんどん学会(仕事)の話のボリュームより食事の話が多くなってきていますが、、
今晩の金沢名物は、、、、

なんといっても海の幸!!安くて美味しい地元の回転ずしチェーン店へ突入!!
あまり巻貝はその形状が苦手で普段手を出さないのですが、
この梅貝(バイガイ)、北陸では名物とのことで梅貝煮をいただくことに。
弾力が強く、噛むほどに磯の味がじゅわっと染み出し、奥の内臓の少し苦みが相まって、、、
まーーーーービールに合うこと!!
お気に入りの「生シラス」「ほたるいかの沖漬け」も食べれたので大満足。

 また北陸名物といえば 香箱ガニ!
本来時期(11月)ではないですが、ちょっと奮発して香箱ガニ汁をずずっといただいてしまいました。

 これで当初からの目的であった金沢名物「金沢カレー」「ハントンライス」「梅貝」「香箱ガニ」「のどぐろ」「ブリ」と一通り食べることができたので、大満足。
ラーメンもおいしいお店が多かったですがご当地ものも多い金沢では、限られた食回数の中、きちんと計画を立てて回らないと回りきらないほどでした。
(田畑)






2019年9月5日木曜日

建築学会論文大会 in 金沢2019~2日目~

『 建築学会論文大会 in 金沢2019 ~2日目~』
さて!今日の金沢美味しいもの巡りは、、、
おっと間違えました、今日の学会2日目は昨日に引き続き構造発表の聴講です。
朝から一斉に金沢工業大学に1万人とも言われる参加者(割と本当に毎年これくらい参加しているそうです)が集まるため、バスも電車も大混雑。一般市民からの苦情が入り、帰りには市バスの使用禁止令が出てしまいました。。。(マイカーなんてもってのほかで禁止です)


本日の発表では「圧縮木材の挙動の把握」を始めに聞きました。圧縮木材とは、熱と圧力によってスギ板を最大3/5まで圧縮し、本来柔らかいはずのスギ材をギュッと固くして利用するというお話です。この処理を行った後、スギ材は固く固定されることになるのですが、周りの湿度を吸ったりして圧縮した材料が少し元のサイズに戻ろうとします。この性質を利用して、面格子壁などの木材同士の接合部の隙間にクサビとして埋め込むことでギュッと木材同士の接合にガタがなくなるというわけです。木材の性質を研究しそれを建築に利用するという木造建築らしい研究内容でした。

このほか、最近流行りのウォールスタットを利用して何十パターンと条件を変えた建物のの解析モデルを作成しその挙動を検証するといった内容の発表も幾つかみられました。実大実験は目で本物を見られるので一番良いとは思いますが、一回ん~億円とかかると言われる実大試験はなかなかお目にかかることもないですし、自分の研究に使える人はもっといないと思いますので、こういった目で見える解析ソフトが出てきたことはこれからの研究開発の追い風になるように思いました。

文字も多くなってきたので一旦休憩

 
金沢といえば金沢カレー。『カレーのチャンピオン 野々市本店』にてカツカレーをお昼ご飯に。もちろん長蛇の列です。
「深みのあるしっかりとした硬めルーでカツも美味しい、たまに無性に食べたくなるレトルトカレー」でした。

さて今日の午後はというと、木構造部門では個人の発表はなく、『木質構造設計基準の改定の方向性について』という、グレー本(許容応力度設計本)と並び木質構造設計者にとってのバイブル本の改定についての話とパネルディスカッションが開催されました。


正直細かい改定内容は2割ぐらいしかついていけなかったですが、
・計算条件や安全係数の根拠、背景を巻末等に記載して根拠のわかる設計本としてほしい
・次々と出てくる新しい工法や大小様々な規模に対応できる内容としてほしい
というような要望が出ていました。
「RC造やS造と違い、『木造』と一言で言っても<伝統工法や在来軸組み工法、枠組み壁工法、新たにCLT構法>、<製材と集成材、LVL>、<在来仕口と金物工法仕口、釘、ビス、ドリフトピン接合><一般住宅と大規模公共施設、高層建物>など多岐にわたるため一つの指標にまとめて物事をかんがえるのは困難である」という話があり、そこで思ったのは、元々の発祥が大工の経験則から始まった木造建築では、規格基準がないなか”各々”が開発・改良・考案と試行錯誤しながら積み上げてきた分野だと思うので良くも悪くもその流れが今日の多種多様な木造建築の広がりに表れているように感じました。


さて前置きが長くなりましたが本題の今日の晩御飯ですが、、、
今日は本当に悪い運気にドハマりしました。
①後輩スタッフが晩御飯のお店をリサーチしていない(仕事なめてんのか!!?)
②安くて美味しい地元チェーンの回転ずしが定休日(チェーン店なのに。。。)
③ラーメン店の二択で迷い、店の直前で踵を返して違う店にアタックするも定休日(金沢は水曜定休日が一般??)
④歩いて最初のラーメン屋に戻るも急な休業の張り紙が(さっき覗くだけでもしていれば。。。)
⑤BAR&ラーメンというオシャレな店を見つけて向かうも開店遅れの張り紙が(もう待てません!)
⑥疲れて目の前にあったラーメン屋に飛び込み(思った以上に美味しかったですけどね)
豚骨醤油ラーメンでしたが、麺を細麺(写真は異なる)にしたためか、かなり純粋な博多豚骨ラーメンに近かったので満足でした。





















気になる本日の締めのラーメンは・・・
のどくろ出汁ラーメンです


書き間違いではありません(笑)
夜中に所長と二人で⑤のラーメンにアタックしてきました。
地ビールとおでんも嗜んだらビックリする値段とられましたが、ご馳走さまでした♡
(田畑)

2019年9月3日火曜日

建築学会論文大会 in 金沢2019~1日目~



『 建築学会論文大会 in 金沢2019 』

9/39/64日間は、構造担当の社員一同で建築学会の論文大会のため金沢工業大学に来ています。
構造研究の聴講のため、また発表者としても毎年参加しています。
去年は仙台、今年は金沢と毎年全国各地で開催されるため、旅行気分も味わえます。

金沢工業大学は初めて来ましたが、第一印象は「遺跡!!?


















 


















調べてみると「日本におけるモダン・ムーブメントの建築226」のひとつらしいです。

さて、1日目の内容は、「木材梁に鉄筋を入れて強度UPを図る研究」や、「梁に繊維シートを貼って強度UPを図る研究」、「CLTを外部に使った際の表面割れや反り、接着剥離等の挙動の研究」、「木材トラスを2年間重りを乗せ続けた際のたわみの計測結果と将来的な予想たわみ」などなどなど、少し未来な研究の話から実務レベルの話まで、朝一番から夕方最後までたっぷり☆42の発表☆を聞きました。(正直ちょっと一瞬寝落ち寸前でヤバかった時間も)
 
この学会発表の怖い所は、発表者も聴講者も同じ分野で活躍されている研究者や大学の先生がほとんどを占め、発表後の質疑応答でその先生方から鋭い槍で一発ブスッと厳しい質問に刺されることも多々あるというところです。(マジ怖いです)
今日も、大掛かりな実験の結果発表した大学生が「試験方法の段階でおかしくない?評価もそれじゃダメだよ」とお偉い先生から完全否定されていた場面もありました。

WOOD ACの仕事でも実験計画を立てる際、過去の論文を見て参考にすることも多々あるため、こういった間違いがあると誤解を広げることにもつながるので、お偉い先生たちも研究者の立場として、せっかくお金と時間を掛けて研究を行いそれを広く公表するのであれば、今後に活かせる意義のある研究にしたいという思いからの激励の意味でもあり、ギスギスした感じではなかったです。(当事者になった姿は想像もしたくないですが後ろから見ている分にはこういったやり取りを聞くのも大会のだいご味です☆


さてさて最後は本日のメインイベント!!金沢名物海の幸♡
明日発表があるはずの人もビール片手に刺身に干物にブリ大根
決起集会ということで思う存分英気を養っていました。


























もちろん締めのラーメンもかかさずに

(田畑)