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2019年9月3日火曜日

建築学会論文大会 in 金沢2019~1日目~



『 建築学会論文大会 in 金沢2019 』

9/39/64日間は、構造担当の社員一同で建築学会の論文大会のため金沢工業大学に来ています。
構造研究の聴講のため、また発表者としても毎年参加しています。
去年は仙台、今年は金沢と毎年全国各地で開催されるため、旅行気分も味わえます。

金沢工業大学は初めて来ましたが、第一印象は「遺跡!!?


















 


















調べてみると「日本におけるモダン・ムーブメントの建築226」のひとつらしいです。

さて、1日目の内容は、「木材梁に鉄筋を入れて強度UPを図る研究」や、「梁に繊維シートを貼って強度UPを図る研究」、「CLTを外部に使った際の表面割れや反り、接着剥離等の挙動の研究」、「木材トラスを2年間重りを乗せ続けた際のたわみの計測結果と将来的な予想たわみ」などなどなど、少し未来な研究の話から実務レベルの話まで、朝一番から夕方最後までたっぷり☆42の発表☆を聞きました。(正直ちょっと一瞬寝落ち寸前でヤバかった時間も)
 
この学会発表の怖い所は、発表者も聴講者も同じ分野で活躍されている研究者や大学の先生がほとんどを占め、発表後の質疑応答でその先生方から鋭い槍で一発ブスッと厳しい質問に刺されることも多々あるというところです。(マジ怖いです)
今日も、大掛かりな実験の結果発表した大学生が「試験方法の段階でおかしくない?評価もそれじゃダメだよ」とお偉い先生から完全否定されていた場面もありました。

WOOD ACの仕事でも実験計画を立てる際、過去の論文を見て参考にすることも多々あるため、こういった間違いがあると誤解を広げることにもつながるので、お偉い先生たちも研究者の立場として、せっかくお金と時間を掛けて研究を行いそれを広く公表するのであれば、今後に活かせる意義のある研究にしたいという思いからの激励の意味でもあり、ギスギスした感じではなかったです。(当事者になった姿は想像もしたくないですが後ろから見ている分にはこういったやり取りを聞くのも大会のだいご味です☆


さてさて最後は本日のメインイベント!!金沢名物海の幸♡
明日発表があるはずの人もビール片手に刺身に干物にブリ大根
決起集会ということで思う存分英気を養っていました。


























もちろん締めのラーメンもかかさずに

(田畑)

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